千住いえまちについて

江戸の頃から、日光街道・奥州街道一つ目の宿場町として栄えた千住。
千住の旧街道を中心とした地域では、古民家や蔵といった昭和以前の建物や、路地の存在が、
“千住”ならではのまち並みや雰囲気を形作っています。

しかし、こうした魅力的な建造物も、文化財の基準には満たず、少しずつ解体・建替が行われて、
旧いものが年々減少。昔ながらのまち並みは、今まさに、失われつつあります。

そこで、「千住いえまち」は、”千住らしいまち並み”の消散を防ぎつつ、
新たなアイデアで千住の建物や軒先などを活用するプロジェクトとして、立ち上がりました。

調査・記録保存(資料の収集、まちなみ調査、資料の活用)、情報発信・共有(まち歩き・紙媒体発信・Web発信)、建物活用の実践的検討(空間活用、勉強会・研修、未来への展開)

「千住いえまち」会則【PDF】

「千住いえまち」事由【PDF】

千住いえまちの沿革

2011年末
千住の魅力を再発見する活動ができないか話し合い始める
2012年08月
千住・町・元気・探険隊の建築系メンバーの声掛けにより、「(仮称)旧くて新しい千住(現千住いえまち準備会)」が有志参加者が集う
夜な夜な準備会ミーティング重ね、メンバーの意識共有を図る
2012年10月
旧日光街道を中心に準備会参加者のみでまち歩きを2回行い「千住らしさ」の発掘
「イベント班」始動 「千住まちYOGA@長圓寺」 開催
2012年11月
「千住いえまち」団体名決定
「調査班」始動 実測調査を二物件行う
2013年1月
平成25年度「公益信託あだちまちづくりトラスト」 一般助成申請
2013年3月
「スタディ班」始動 各地の先進事例視察や講師を招いた勉強会などを開始
平成25年度「公益信託あだちまちづくりトラスト」助成決定・実施
2013年4月
毎月ごとの「いえまち全体会議」をスタート
「メディア班」による初の「千住いえまちマップvol.1」発行
2013年5月
「まち歩き班」始動 一般参加者を対象としたいえまち初の「まち歩き」を開催
2013年7月
インターネット放送局「CROSSWAVE千住(現Cwave)」にて番組スタート
2013年8月
「音まち千住の縁」との初共催イベント「音まちトーク」を行う
2013年9月
一般参加者可能「全体会議」と事務局メンバー主体の「事務局会議」を分離
2013年12月
「リノベ班」始動 初のリノベーワークショップ開催
2014年1月
平成26年度「公益信託あだちまちづくりトラスト」 一般助成申請
調査協力いただいたオーナー様を招き調査報告会「いえまち懇親会」開催
2014年3月
平成26年度「公益信託あだちまちづくりトラスト」助成決定
スタディ班による初の「いえまち視察・近郊板」開催
2014年5月
千住三丁目の路地裏で初の「いえまちマルシェ」開催
2014年10月
「公益信託あだちまちづくりトラスト」平成25年度活動報告会
2014年11月
「ギャラクシティ」との初共催イベント「千住こども探検隊」開催
2015年1月
平成27年度「公益信託あだちまちづくりトラスト」 一般助成申請
下村家にて「千住ヤッチャイ大学」との初共催イベント「千住まち寄席」開催
2015年3月
平成26年度「公益信託あだちまちづくりトラスト」助成決定
「日の出町団地スタジオ」の協力で「千住ストーリーズ」との初の映画上映会「千住まちシネマ」開催
2015年8月
「町雑誌千住」ラスト号発刊(千住いえまち前身にあたる千住・町・元気・探険隊が発行していたタウン誌)に伴い、HPにバックナンバー閲覧コーナー設置
2015年9月
「千住酒合戦200」に協力・参加
2015年11月
「千住文化普及会」との初共催のまち歩き開催
2016年4月
映画とまち歩きのコラボ。キネセンジュ & 千住いえまちとの初共催、「寺シネマ」開催
「いえまち勉強会 文化財登録の進め方&劇的ビフォーアフターの匠に聞く」開催
2016年5月
「千住まちヨガ祭 Vol.0」開催。1日に8つのスポットでヨガイベントを行う
2022年7月
「千住いえまち」を「千住いえまち」に名称変更。会則および役員の更新。会長が鶴巻俊治に交代