リノベーション物件の紹介

なかだえり 旧蔵アトリエ

いえまちメンバーであるイラストレーター・なかだえりのアトリエとして、使ってきた土蔵。築約200年ときいている。元は餅菓子屋の小豆を収納していた蔵だったという。出会いは大学院でまち並みを研究していたとき。建築の友人たちに手伝ってもらい、使えなかった窓やプリント合板をはがして元の無垢材を見せるというような基本的な修復をした。その後イラストを仕事とするようになり、普段は制作や打ち合わせの場として使い、年に一回程度のペースで自身の個展を開催し、公開し活用してきた。家主が変わったことにより、立ち退き余儀なくされ、残念ながら2013年12月をもって退去することとなった。

千住5-6-11 築190年(1999年入居時の情報)
入居期間 1999年2月〜2013年12月
敷地面積:約12坪、建坪:約9坪
1階(3畳間、6畳間、トイレ、キッチン、押入2間分)
2階(6畳間、押入1間分)

写真:柏原文恵